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旅は道連れ、世は情け。 アニメや漫画の話題やら諸々。デジモンが好きです。検索は避けてるよ。

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備忘録

人に優しくしよう!ってブログで誓った次の日に、八つ当たりじみた行動をとってしまい、新年早々自責の念に囚われていました。どうも、etoです。まったくどうして自分のような人間はァ……!!!
だから、その次の日は意識して優しくあろうと頑張りました。私は常に反省の日々です。

さて、それとはまったく関係ないですが、唐突に自分の書き方でもメモっておこうと思いまして。備忘録的な。ただこれ、自分の書き方なんでみんながどうかはわかりません。ちゃんと知りたい人は書き方講座とか見たらいいんじゃないかな。私は現時点でかなり自己流でやってます。


■短編
短編はねー、基本なんとなくで書いてます。構成とかプロットとか、正直長編書いてる今もよくわかってないので、短編でそんなの意識できてません。ただまぁ、「なんとなく」といっても色んな「なんとなく」があるわけで、そのへんをどうにかこうにか言葉に落とし込んでいきたいと思います。

パターン1:割と真面目に書く。
なんとなくどういう話を書くかを決めている。書きたいもの、伝えたいものが明確にある状態。AさんがBさんを見直す話、とか超ざっくりね。で、とりあえず冒頭を書いてみる。書いてみたら、冒頭に沿ってキャラを動かしてく。台詞とか構成とかオチとかは基本書きながら考えていく。一応時系列はなんとなく決めてる。

パターン2:お題に沿って書く。
お題に沿った話を書く。拍手用の短い話は大体これだった。今で言う即興小説みたいな。後半は短文が多かったけど、最初は割と書き込んでた気がする。そのお題を聞いてぱっと浮かんだ話をそのまま書いてた。手癖な部分が大きい気がする。だから基本ふわっとしてた。話もキャラも。でもこれが一番書いてて楽しかった気がする。

パターン3:台詞やワンシーンから膨らませる。
最初に決めた台詞やシーンを書く為に書く。そこの辿り着くための物語。このやり方はね、結構自分とは相性悪いなと感じました。そのエンドに辿り着くためのロジックを逆算して考えないといけないから、ちょっと数学的思考なんすよね。台詞を言わせるorシーンに辿り着くためにキャラを動かすという制限が掛かるので、自由度が低い。下手するとキャラが死ぬ。この書き方で面白いの書けた記憶があんまりないです。この書き方されてるプロの方もいらっしゃるみたいなので、純粋に私に向いてないだけです。
あー、でも勝茶のやつは夢で見たシーンを目指して書いてたので、これに当てはまります。あれは結構頑張ったやつです。書いてても楽しかった。でも夢で見ない限りああいうのは書けないだろうなっても思いました。

パターン4:シチュエーション重視。
これも結構苦手です。苦手というか苦手意識を持ってしまった、というか。シチュエーションはキャラの性格とは関係ないんですよ。正直似合わなかったりするし。それをむりやり書いてるわけだから、私の力量だとキャラが死んでいくんですよね……。恋愛書かなきゃって思ってた頃の作品がこれに該当します。名前変えたら誰でもいいじゃねーか状態。
ただキャラ性格とシチュを上手に掛け合わせられれば、ものすごく素敵なものが出来上がるとは思います。これを上手にできたものが二次創作の最高峰って感じがする。私には難しいけれど。

パターン5:イメージ重視。
雰囲気だけ決めとく。雰囲気以外は自由。暗い感じ、とか、明るい感じとか。あとは誰々の小説っぽい感じで書きたいな、とかそういうのもあった。制限もあんまりないから書いてて割と楽しい。ただ、そこそこふわっとした読み味になります。

1万字未満のやつは、どのパターンであってもそこそこ自由に書いてます。お試しみたいな感じなので。短編に原作厨の私が顔を出すことはあんまりないです。原作厨は言わば社長なんで。短編は、「友情至上主義部長」やら「NL厨部長」が担ってます。拍手用短編は「とりあえず書きてぇ係長」担当です。

社長が出張ってくるのは、主に長編です。


■長編(もしくは中編)
こっちは短編よりかは頭使ってます。
ヒロアカまではメモ帳でざっくり管理してたけど、タケヒカは事柄が多すぎるので流石に表管理してます。簡易プロット作って、かるーく書きながら構成やらプロットやらをちょっとずつ決めていく感じ。このへんは経験を積めばもっと効率よくできる気がする。このやり方だと、手戻り多すぎだもの。
といって構成・プロット先行だと、多分つまらん話ができるんですよね。今の実力じゃあ。ある程度の遊びがないと苦しくなる。シャッコウ組はそこらへんでやられた気がします。
あとタケヒカは年表管理もしてます。いろんなことが起こってるから、ちょっと頭だけじゃ覚えきれない。

ある程度どういう流れにするか決めたら、あとは思いついた台詞とかシーンとかをがっと書きます。この時は振り返らない。変な日本語でもとりあえず書き進む。なんとなくわかればいいから。勢いが大事。
話数を区切るのもここ。誰と誰が話すとこ、とか適当に。軽くテーマも決めとく。ストーリー性あるやつならここで起承転結も決めるんだろうね。タケヒカはそこをあんまり明確にしてないです。

で、各話ごとになんとなーく最後まで書いて、話の流れとオチをどんな風にするか決めます。ここでオチまでの流れに違和感がないかどうかを吟味します。違和感あったら変更します。話をまとめるのはそこそこ好きな方なので、オチで悩むことはあんまりないです。問題はいつだって辿り着くまでです。

そんでもってざっくりとした話を、整えて行きます。最初の完成度を30%としたら、60-70%を目指して整えます。ここらへんまでの作業は割と好きな方です。矛盾があれば随時修正していきます。
タケヒカは15話あったので、ここで15話分一気にやりました。前半はそこそこ書き込んで、後半部分はもうちょっと適当に書いときます。前半に致命的なミスがあった時に泣くことになるからです。

ここからは1話ずつの作業です。
話毎に95%の完成を目指す、細かい作業を行います。ほぼ完成の状態まで持っていく。これが、すごく、つらい。ごまかしが効かないからです。細かい言い回しまでできる限り修正します。つらいです。若干の引っかかりぐらいなら、すっ飛ばして次に行きます。
次にこの話を修正するときは、全体通してみるときです。全体通すと読み味がまた変わってくるからです。あとこの時点では結構煮詰まっててあんまり客観的に読めてないことが多い。時間空けて読まないと良いも悪いもわからん状態になっているわけです。ただ一応、人様に見てもらっても問題ないぐらいの状態にはなってるはずです。

最後。全体通して読み返しながら、各話95%から100%に引き上げていきます。
脳内補完で読めるぐらい読み込むので、些細な誤字を結構見落とします。あとから見返してヒェッってなる。あんなに読み返してたのに……?って。読み味の滑らかさを気にしていきます。結構修正箇所がでるので、ドM根性の見せ所ですね。すげぇ楽しいときと、こんなんやってられっか、が交互にきます。つらい。


すべての作業に共通していることは、情緒不安定です。
これ壊滅的に面白くないんじゃあ……?って気持ちと、めっちゃ面白いやん!って気持ちと、何書いてんだろ?って気持ちと、書きたくねぇ……本当に書きたくねぇんだ……って気持ちがぐーるぐる。書きたい気持ちもたまにあるけど、長続きしません。一瞬の閃光のような気持ちです。やる気は揮発性。

これまでの経験上、私はカチカチ設定タイプじゃない気がする。
試しながら進めていくというか。キャラを予め把握しておいて、彼らはどういう風に動くか実験してると言うか、シミュレーションしてるというか。いい感じに進めば、話が勝手に膨らむので良いです。進まなければ、ボツ地獄です。
経験的にプロットをがっちり落とし込むと、壊滅的に面白くない話になりがち。ゆるくターニングポイントだけ決めて自由に書いたほうが性に合ってるような。
ただ今回のタケヒカに関しては、そこそこかっちりさせてます。比較的。だからなかなか進まないんだなぁ!


でもとにかくね、書き上げるためには手段とか目的とか書き方じゃなくてね、とにかく書かなきゃ終わらないのよね。書いていさえすればいつかは終わる……いつかは、終わるんだ……!

いつだ。いつかなんて日は、いつだ!(byパプワ君)

そうだよな、大人はすぐに"また"とか"いつか"とか言っちまうんだよな……。でも俺は――…きっとこのタケヒカを完成させる。
“いつか”なんて日はねえ…。自分で決めなきゃいつまでたってもそんな日はやって来ねえんだ!


……なんかパプワくん読みたくなってきちゃったな。ダイの大冒険もワールドトリガーも絆も鬼滅の刃も見たいし、はやく完成させるぞ!おー!!
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