ふとした時にさ、ハンバーグ食べたいって思うことあるじゃないですか。それってハンバーグが食べたいからそう思って、それ以上でも以下でもないわけで。体に不足している栄養素的な観点もあるかもだけど、まぁそれは置いといて。
二次創作も同じで、書きてぇなって思うから書くわけで。書きたいから書く、アップしようと思ったからアップする。それとおんなじぐらいの気持ちで「あ、書いた小説消そうかな」って思ったわけです。急に。自分でもちょっとびっくりした。
今まで何回も消そうと思った事あるんですけど、そのたびに心の何処かで「いや、でもなぁ……」って反対の声がしてたんですよ。でも今日はね、しなかった。消そっかな、って思ったときに「せやね」って返ってきたんですよね。十年以上やってますけど、そんな風に返ってきたのが初めてのことでして。こんな軽やかな気持ちで消そうって思えるって事は、今が消し時なんだろうなって。
急に消すのもどうなんだろうなーって思ったけど、でも消したかったんですよね、私が。なんでかわかんないけど。まぁ私が好きに書いたものだから、私が好きに消しても何の問題も無いよなって。
もしかすると「急すぎる」「せめて予告して」「とにかく作品だけは残しといてよ」って思われる方もおられるかも知れません。私も急に消されたら間違いなくそう思います。「え!?なんで!せめて作品だけは……!」って。
でもね、消したい気持ちって理屈じゃないんですね。書きたいなと思う気持ちと同じような気持ちで、消したいんですよね。アクションが欲しかったとか感想が欲しかったとか、そういう理由じゃないです。そういう理由で消すなら私はもっと前に消している。霞食べて生きてきたから。
いやでもこんな自然な気持ちで消そうって思えるんだね。あんなに二次創作に固執してたのに。私としては結構嬉しいんですよね。やっと二次創作への固執が消えたんだって。二次創作ってずっと私の心の松葉杖みたいなものだったから、ようやく松葉杖外しても良いって思えたんだなって。
うん、でもまぁ皆さんにとっては知ったこっちゃないことではありますよね。いいから作品置いといてくれよって、私なら思うし。
でもまぁ二次創作も一期一会ですからね。出会いがあれば、別れもある。そういうことです。二次創作をやめるってわけでもないし。色々消しただけで。
あとこう、直接的な理由でもないです。なんか言われたとか、そういうのはマジでないです。みんなさ、なんかわかんないけどすごく優しいから。こんなにも見ず知らずの人間なのに。なんでそんな優しいのかなって不思議なぐらい。
今後はとにかく感覚に身を任せていこうかと。好きで始めて続けてきたことだから、まぁ今後も適当に好きにやっていこうかなーと。
割と勢いで消したけど、結構すっきりしました。これ去年の八月にやれてたらよかったなー。そっちの方が綺麗な終わりだったもん。まぁ最後までぐだつくのもらしさってことで、はい。
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