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旅は道連れ、世は情け。 アニメや漫画の話題やら諸々。デジモンが好きです。検索は避けてるよ。

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無粋な真似だと重々承知



すさんだヒュンケルの瞳が恋しくて、冬。
イケメンむっず…髪の毛どうなってるんだ…。すさんでるのにうっかりアバンのしるしをつけちゃった。ほぼ見えてないけど。


ギャレリアさんにヒュンマちゃん置いてるんだけど、ヒュンマちゃんここ1ヶ月だけで、4年前から置いてる作品の閲覧数を軽々超えててびっくりしました。何かのバグかと。ギャレリアでヒュンマちゃんって人気なの?
でも検索した感じは圧倒的にpixivのが作品数多かったのよな……え、晒されているの?ギャレリアの方が??

ギャレリアの方が見やすいのかな?
アプリ版は改ページないとか恐ろしいこと聞いたことあるし。

ギャレリア版見てる人がここ見て下さってるのかわからないけど、pixiv版とはちょっと内容違いますのでご注意下さいませ。pixiv版は10回ぐらいこそっと修正してるから。どんだけ修正してんだよって話だけど。もうしばらくは修正しないと思うので(多分)、この機にpixiv版も出来ればどうぞご覧下さいませ。

……単純に初版が良かったからギャレリアの方を見ている可能性も……なくはない!



まぁそれはそれとして、02映画の情報がさっぱりでない内に、未だどこか燻り続けているダイの大冒険を完全燃焼させようと!思います!

具体的に何をするかというと、「地底魔城跡地にて」って二次創作のあとがき解説みたいなものを書き連ねようかと。まぁ言ってしまえば無粋な真似ですね。言いてぇことは作品に込めろやって話なんですが、どうしてもどっかで不完全燃焼だから!すまねぇ!!

結構ごちゃごちゃ言う予定なので、無粋なことすんじゃねぇよって方はこれより以下はスルー推奨です。思ったより無粋な真似をしてますのでね。多分ですけど、若干わかったような発言も混じってくると思いますので、ご自身の中に明確なヒュンケル・マァム・ヒュンマ像が既にある方は見ない方がいいかなと。

……タケヒカの時はこんな注意したことないね。でも今回はこれまであんまり関わってないジャンルでごちゃごちゃ言ってるので、結構過剰注意してます。言いたいことは言いたいけど、不要な争いは避けたいんじゃよ……。まぁもう大分ごちゃごちゃ言ってきた後だけど……。







よーし、それじゃあ、行くぜよ!







最初はですね、このブログのどっかにも書いてるけど、「ヒュンケルは人を幸福にできる」っていうので落とそうと思ってたんですよ。下書きもそんな感じで書いてました。なのに気付いたら全然違うテイストなっててね……。だからこそすげぇ苦労したわけですが。

まずマァムの告白、というかもうプロポーズですね。彼女みんな好きで愛してるからさ、もういっそプロポーズしちゃえって思って。嫉妬から動くのも超かわいいけどね。ただそれを上手に書ける自信がなかったので、嫉妬は恋心を気付かせるものにしようって。

マァムの優しすぎる優しさを知っている・不器用で真っ直ぐなロカさんを知ってる・レイラに相談を受けたことがある、ということでアバン大先生にお越し頂いて。アバン先生も他者への愛がすごくて自分の恋に不器用な男だから、似たもの同士かなってのもあって。

アバン先生、ヒュンケルサイドに立って欲しい気持ちもあったけど、単純にそっちサイドに着くにはちょっと関係が複雑すぎて……。お互いの立場で色んな事情があって、かつての複雑な感情があって、だから単純に背中を押すには立場がややこしすぎるんじゃよ……。

なので今回は、マァム側にアバン先生、ヒュンケル側にレオナ姫でお送りしております。ヒュンケル側にレオナ姫も実際複雑だけどね。姫の器の大きさには、ほんと頭上がんないよ。すげぇ姫様だよ。私ね、レオナ姫大好きなんだよね。一生ついて行きたいし、一生姫呼びしたい。


話がずれた。


で、ファンブックでもマァムが直線的で不器用って先生が仰ってたからさ。ロカさん似の。真っ直ぐで不器用で鈍感。でもだからこそ一度心を決めたら、駆け引き無視の超どストレート勝負してくるんじゃないかなって。

しかもヒュンケルの愛と憎しみの根源である地底魔城の跡地でね。
マァムさんなら、ムードとかそういうのを一切無視した、いっちゃん無骨な、だからこそ彼の魂の奥底に響くようなハートブレイクショットを、ヒュンケルの心の臓に真っ直ぐに打ち込みそうだなって。地底魔城という彼らの始まりのリングで、嫉妬ではなく、特別な大好きを原動力にね。


で、レオナが「過去を理由にすんなよ」って釘を刺してるにも関わらず、ヒュンケルは過去を口にして拒みます。でもこれね、過去を直接的な理由にしてるんじゃないんです。あの人はだって、マァムの幸福が一番だから。自分の所為でマァムの未来の幸福に影を落としてしまうことに、彼は怯えてるんじゃないかなって。勿論、誰かを傷つけた自分が幸福になるのを怖がってる部分もあるとは思いますが。それでも一番はマァムです。だから拒んでる理由は、過去というよりはマァムの為にって感じっすね。

……これね、誇張じゃなく、真面目に言うんですけど。彼って愛の男だと思うんですよね。作中の誰よりも、なんならあの激しさを持つエイミさんよりもずっと、愛に生きてる男だと思う。メルルと同じがそれ以上のとんでもない愛に生きてる。と、思います。多分ね。あー、バラン様もそうだね。でもあそこまで思い切りよくはないかな。

あの人きっとね、全ての道がマァムに通じてるんだと思う。ほんっとに、すっげぇ愛を持って生きてるんだと思うよ。それをどう説明していいかわかんないけどさ。ヒュンマ脳だからと言われればそれまでなんだけど、どうフラットに見積もっても、愛がとんでもないんだもん。改めてダイの大冒険読んで感嘆したよ。あいつとんでもねぇ男だなって。私の中でRAVEのジーク枠に入るレベルの愛よ。超ネタバレになるから詳しく言えないけど、ああいうことマジでやりそうだもん。


すげぇ話がずれちゃうな。


えー、だから一旦愛を拒まれるけど、でもマァムさんはね、私の愛は、私が決めるっていうんですよ。つまりは「それは理由にならねぇ」ってことですね。これはね、アルビナス姐さんに教えて貰ったことです。恋は理屈じゃねぇんだよ、って。

マァムにそれを言われちゃうと、ヒュンケルはもう盾にするものがなんにもなくなっちゃうんですよ。ヒム戦で自分にも与える愛があるって気付いてるし、マァムには嘘をつけないし。
(ちなみに、ヒュンケルがマァムに嘘つけないって私が決めつけてるのは、アバン先生と一緒に行きたくない!ってバーンパレスでヒュンケルが駄々こねた振りをしてたとき、他の人には憎まれ口で返してたのに、マァムの言葉には返事をしなかったからです。正確には「…」で返してた。嘘が必然のあの場面でも嘘付けないなら、マァムにだけはマジで嘘をつけないんだろうなって)

だからね、あとは本当のことをしゃべるしかなくなっちゃうんですよね。だって彼、過去の過ちの他にマァムを振る理由なんてないんだもん。自分はこの戦いできっと死ぬだろうと覚悟して尚、彼女の為にと、どうにか自分の気持ちを抑え込んでたわけだから。

で!マァムにぐっと踏み込まれてようやく出てくるんですよ、そばにいて欲しいって。When the night!!

自分じゃ普通の幸福を与えられないとか、過去が云々とか、そういうところは、マァムは否定も肯定もせずに受け入れます。そこに嘘がないからね。過去もあるし、幸福に出来ないかも知れないけど、そばにいて欲しい。それが彼の本心からの想いだったからこそ、マァムはそのままのヒュンケルを受け入れたんじゃないかなって。マァムって基本、本当の気持ちかそうじゃないかを基準にしてる感じがするから。


えー、だからここまでの流れとしては、
マァムがプロポーズじみた告白をして、ヒュンケルがマァムの幸福を想って断って、マァムがそれは断る理由にはならないって言って、ヒュンケルがようやく本心を曝け出す。って感じですかね。



で、次です。
今回彼ら、抱擁を二回してるんですが、私はそれを二度漬け抱擁と呼んでます。だから何と言われたら困りますが。

一回目の抱擁は、マァムから半歩、先に歩み寄ってます。恥パのジョルノ君と同じやり方ですね。双方での歩み寄りです。この一回目の抱擁で話が案外綺麗にまとまっちゃって、ぶっちゃけ自分でも焦りました。このまま終わらせてもいいなってちょっと思った。

それなのに、若干蛇足な二度漬けを入れた理由は、単にキメラの翼のくだりが入れたかっただけです!どうしても入れたかったの!あそこ気に入ってたから。

キメラの翼をかつての貴重品にしたのは、貴重品じゃなかったら何故作中で使わなかったんだ…?ってなるからです。特に最後らへんとかね。
多分、序盤でハドラー様が使ってたのが最初で最後かな。あのときブラスじいちゃんが「キメラの翼が見えた」って言ってたから、存在自体は知ってるぐらいのそこそこ一般的なアイテムだったんかなって。いや、デルムリン島だからって可能性もあるか。モンスター界では一般的、みたいな。


えー、なんの話だっけ。あ、二度漬けの抱擁だ。


あとはまぁ、ヒュンケル自身のための愛があそこらへんにあるんじゃないかなって。一回目と違って、二回目はがっつりヒュンケルからの抱擁なんですよね。あそこで彼はやっと吹っ切れてるんですよ。彼女を自分から抱きしめた以上、ちゃんと努力して彼女を幸せにしようって。もうだって手放せないんだから。そうなったらマァムのためにできることって、彼が彼自身の力で彼女を幸せにしてあげること以外ないから。

ってことで二度漬け目で彼に決意が生まれ、それを冥界から鳴り響くベルが祝福してくれるっていう、ね!


最後の締めね、実はもう一個候補があって。

溶岩が流れた後って草とか生えるのかなって興味本位で調べたんですけど、水と光と空気と、微量のミネラルさえあれば植物は育つって回答があったんですよ。知恵袋に。

ただ岩の上では草も根をおろせないから、最初は「コケ」が生えるんだって。コケが生えて、コケに砂のホコリが混ざりこんで、その上にまたコケが生えて、腐ったコケと砂ボコリの混合物が何層にも重なって「土」になる。んで、その土の上に草が生えて、枯れ草が腐って土になって、木が生えて、枯れ葉が積もって土になって、を繰り返して、数百年もすれば立派な森が育つんだって。

だからこう、今は荒れ果てた跡地だとしても、諦めずに長い年月をかければ、いつかは命を生み出す森へと変わるんだよっていうエンドもいいなって。それを二人の愛の芽生えと引っかけてね。

モルグさんエンドはどうしても入れたかったから、どうにかこの両エンドを複合できないかと色々やったんですけど、まぁ無理でしたわ。ごっちゃごちゃになっただけだった。だからもう、シンプルに片方だけにしよって。でも気に入ってはいたから、ここで供養させて下さい。



自分の中では全体的に良く書けたなって感じなんですけど、反省点も多いです。公開後の修正の多さがそれを物語っています。もうちょい時間かければよかったかなー。心理描写とか。でもなぁ、原作の2人の感じも出したかったんだよな。説明不要!2人の世界!!みたいな。

五角形のメンツの介入は悩んだけど、これは二人の世界なんだと割り切りました。てかまぁ原作で充分やってるからね彼らは。ターンエンドしてるんすよね。ヒュンケルも一応ターンエンドしてます。想いを秘めるという形で。まぁそれが本心かどうかはグレーだけど。だから残りはマァムだけなんだよね。マァムだけが保留にしてるから。

ただマァムさんが心に決めたら、多分一番強いわよ。
そういう誰よりも男前なマァムさんが書きたかったので、その点では私は大いに満足です。



私はいつも成就するCPの片側をボロボロにさせてしまいがちなのですが、ヒュンケルは別です。原作でマグマに沈んで、身体を貫かれてメラゾーマ流し込まれて、オリハルコン殴って全身骨折してる男をこれ以上どうすることも出来ないもの。原作がボロボロすぎる。でも成就した後の道は、誰よりも険しいと思うよ。

マァムと共に生きるって、正直彼にとって一番難しい道だとは思うんすよ。なんなら地獄への道よりも更に困難な道だと思う。ヒュンケルにとってマァムは世界で一番幸せになって欲しい人なのに、よりにもよって真っ当には生きてこなかった自分を選んで、しかもそれを拒むことすらできないんだから。

勿論、マァム以外なら苦難じゃないとかそういうんじゃないですよ。ヒュンケルにとって、たぶんマァムが唯一の道だから。ヒュンケルが誰かと未来を描くに当たって、唯一の可能性がマァムだもの。それ以外の道はそもそも存在しないと思う。

その唯一描ける未来のために、自分を犠牲にしないかたちで、未来を守っていくこと。マァムさんに愛を問われたからには、全身全霊で応えていくより他はなし。戦えなくなっても、彼はやっぱり戦い続ける男なんだなぁ。


………人生の最期にね、聞いて欲しいんすよ。「オレといて、おまえは幸福だっただろうか」って。ヒュンケルから、マァムにさ。答えのわかりきった問いをね。

その時のマァムの、深い皺に刻まれた微笑みがね、彼のこれまでの人生の、すべての答えになるんじゃないかなって。そこでなんかやっと、ヒュンケルが、ヒュンケル自身の人生に悔いなく終わりを迎えられるんじゃないかなって。



そういう……妄想………!!



うん、なんかちょっとすっきりした気がする。

やっぱヒュンケルは愛の男だし、常に試練の道を歩く男なんだなと。本当にもう、美しい魂をもつ男よ。精一杯幸福のために生きて、マァムと幸せになってくれよな。本当に頼むぜ。


いやぁしかし、長い妄想だったね。……でもね、正気を失ってるんじゃなくて、ただ単にダイの大冒険の世界観とキャラが大好きなだけなんです。こういう素敵な作品に出会うと、妄想が楽しくて楽しくてしゃーないんですよ。すぐ夢中になっちゃう。考えさせてくれる深さがあるのってすっげぇ楽しい。


ダイの大冒険を生み出して下さった両先生方に感謝です。いやもう本当に、ありがとうございました!!
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幸せについて本気出して考えてみてくれ

すっごい恥ずかしい誤字を見つけちゃった……!

見つけた瞬間、すげぇ嫌な汗をかいたよ。いやぁ、どれだけチェックしても見逃すもんなんだな……。3年経って、ようやく気付いた。意味がすごく変わってしまう誤字だったから……。ばれてないと思いたいけど、ばれてるんだろうな!ちくしょう!なんならその誤字でも話的に若干通じてたとこがまたイヤ!!ここで言うのも恥ずかしいレベルのミスだったぜ…!!

こっそり修正しました。


そういや、ダイの大冒険、もう小説版出てるんすね。私の中のダイの大冒険は両先生方がしっかり関わっているものだという狭い世界に生きてるので、多分読まないとは思うんですが、それはそれでちょっと気になってることが。カバーめくったとこのイラストがね。

……もしも、今ヒュンケル大好きな人がここにいたら、これから下の文章は読まれない方がいいかと思います。
や、勿論私もヒュンケル大好きだし、大好き過ぎて二次創作で書いた訳だけど、好きの形って人それぞれじゃないですか。私の好きの形と、これを読んでいらっしゃるかも知れないヒュンケル大好きな方の好きの形が重なる可能性がやや低いことを、これから書き連ねます。つまり何が言いたいかって、ご自衛お願い申し上げますということです。

ここはね、申し訳ないことに基本的にふざけた場所なんで。警告はしますが、発言自体に不特定多数の他者への気配りはあんまりないぜ!











寛容な心の準備はいいですか、いくよ~。













ヒュンケル、なんでそんな可愛いお顔してるん??

きらっきら!お目々きらっきら!!
え、なにこれは流石に大戦後だよね?だって明らか罪悪感溶けきった顔してるもん。なんなのその自信に満ち満ちた……ど、どしたん?ちょっとあれだ、これがっつり見てると笑っちゃうわ。なん…なんでそんな顔……格好いい担当やめて可愛い担当になったの??

これもう池に落ちて泉の女神様に正直に答えた後の「きれいなヒュンケル」じゃん。すさんだ目のヒュンケル池の底に置き去りにしてきてない??

今までさ、バーンとかミストが昔のが魅力的だったぞとか言ったら「ちがうよ!ヒュンケルは悪になんか屈しないんだい!正義のこころで戦うって決めたって言ってたもん!!」ってなってたけど、年を経てまさかバーンサイドに立つ日が来ようとは……!

今バーン様が「昔の目の方が魅力的だったぞ」って言ったら、3秒ぐらい沈黙した後「……うん」って言ってしまうかも知れない。


え、仮に魔界編あったら、先生この顔でヒュンケル描くの??
それはちょっと笑ってしまうかも知れない……。ビィト寄り作画のきれいなヒュンケル……。


まぁ流石に怒濤の三ヶ月でこんな微笑ましいワンシーンはないだろうから、存在しない時空でのヒュンケルなんだろうけど。存在したら怖い。このヒュンケルHP1で攻撃カスったら普通に死んでいきそう。

結婚式の為にその顔とっときなよ。マァムが隣にいるからなの?マァム、レオナと腕組みしてて可愛いね。

……だめだ。ずっと見てるとじわじわくる。そもそもどこ見てるのよ。目の前にバルトスさんが見えてるならその顔もしそうなものだけど、でもそれって今際の際よね。今まさに死にかけているの……?

あかん。4人とゴメちゃんが可愛くわちゃわちゃして最高に可愛いからこそ、きれいなヒュンケルが際立ってしまう。あ、そうか!幸せを噛み締めているのかも知れないぞ!?
ヒュンケルにとって使徒揃い踏みで最高に幸せな瞬間だもんね。だからか。だから真っ直ぐな瞳で満足げな顔をしているのか。なるほどね!?





はー……どうかヒュンケル過激派の人がこの文章を読んでませんよーに!

エイミさんみたいな。……あ、もしかしてエイミさんってそういうファンからの声が形になったんじゃあ……。え。な、なんだろう、今までになくしっくりきたんだけどこの解釈。あー……でもなんかそう考えると、エイミさんの色んな行動のつじつまが合う感じする。マジか、そういうこと?

勿論本当のところは知らないですけど、そう考えると私の頭の中で整合性がとれるなーって。まぁ、それだけなんですが。
でも、そっか。この考え方でいけばエイミさん書けたかもなぁ。あまりにもわからんかったから、二次創作での出番は控えさせて頂いたんだけど。

なんか思わぬ所ですっきりしちゃったな。それで考えると、彼に纏わり付いていた愛憎って、もしかしたらどっかメタ的な部分もあったのかもね。わかんないけど。でも、あんだけ魅力的なキャラだから可能性は無きにしも非ず。実際マトリフおじさんもメタっちゃメタだからね。


ヒュンケルのことを本気出して考えてみたら、いつでも同じ所に行き着くんですよね。「マジでアバン先生とマァムがいてよかったね」って。彼らはヒュンケルの本当の魂を見てくれる、とんでもなく優しい人たちだから。クロコダインやラーハルトはちょっと違って、戦友と書いて「とも」と読むって感じ。

やっぱ最終的には、マァムと幸せについての答え合わせして欲しいんですよね。もうね、私の完全なるエゴでね。二人で幸せになってくれ!って心から思うのよ。なってくれよ、後生だから。

はやく幸せの種を手に入れて、それを二人で生涯を通して大事に育ててくれよな!

痕跡

しばらく見ないでおこうって言っておきながら、結局、完成したはずのヒュンマを何度も書き直しちゃったのはどこのどいつだい?


アタシだよ!!


いや……どうしても気になっちゃって。まぁこんな直近で誰も見直さんやろと思って。ギャレリアさんの方に初版を置いてるので、前のがよかったのにって方はそちらをどうぞ。誤字もそのまま残ってます。


先生の昔のインタビューかなんかで、魔界編が5年後の想定だと知って、……まじか?ってなりました。3ヶ月の冒険だったからさ、次は1年後ぐらいかなーって思って書いちゃってたよ。5年……ダイ君17歳……!
でもやっぱ5年は長いよ。平和を5年間素直に享受できないのは……やっぱ1年ぐらいにしましょうよ先生。ポップとラーハルトがやつれちゃうよ。

ちなみに最終回後の旅、私は、ヒュンケルサイド2人旅派です!
理由は単純に、ファンブックに「ラーハルトと旅立つ」って書いてあったからです。エイミさんのとこにも旅の記載はなかったから、そうなんだろうなって。あと、あの冠みたいなのレオナに返してないし。

あとは私情ですね。
別にヒュンマ派だからエイミさんはダメ―!って言ってるわけじゃないですよ。そうじゃなくて、私はエイミさんにはレオナのそばにいてほしいんです。だってレオナ、まだ14歳ですよ。国王であるお父さん亡くして、城もぶっ壊れてて、好きな人は世界を救って何処かに消えてて、それでも王女として生きていかなきゃいけないんですよ。

そばにいてあげてよぉ~~!!

正直ヒュンケル的にも微妙よ。だってパプニカ王は……ねぇ。色んな因果で14歳の少女が国を背負って立つことになってるわけだから。そこはパプニカにいなきゃ駄目。レオナが許しても、私が、私のエゴによって駄目って言う。今から国を立て直すっていう一番大切な時なんだから。そんな時に王女の側にいなきゃ三賢者じゃないわ。他ならぬエイミさんの為にも私はこの主張を掲げます。エイミさんは!そんな女じゃねぇんだ!例え恋に狂っていても!多分!!

と、よくわからない主張をしたところで、唐突に私のベスト・ヒュンケルをお伝えします。フレイザード戦の後、宴会の時に1人壁にもたれかかって下唇をにゅって出してたヒュンケル、大好きです!!あのヒュンケル、可愛くない?なんか…なんか可愛い。魔剣もむき出しちゃって。鞘無いんか。危ないぞ。
次点が「さらば孤独の戦士」の表紙のヒュンケルです。あのヒュンケル、なんか兄ちゃんみがあって可愛い。口元動いてるのが好きなのかもしれない。後期ヒュンケル、あんまり口元動かさないもんなぁ。クンッも口元動いてるけど、あれは見たら笑っちゃうから。

マァムは初期のが一番好きかなー。ネイル村の時の強気なお目々が好き。勝ち気な少女って感じで。ヒュンケルの知らないマァムだけど。少女から急に聖母になっちゃったからね。

知らないと言えば、今回書くときにマァムのベホイミシーンをおさらいしてたんですが、なんとヒュンケル、作中で一度もマァムのベホイミを受けていません!!

結構びっくりした。アニメでベホイミしてもらえて良かったね。でもその代わり、マヌーサとキアリーはヒュンケルだけだよ!

多分だけど、原作でヒュンケルに回復呪文してた描写があったのメルルだけじゃないかな。バラン戦で。それ以外は、私が見た限りはなかったと思う。見逃してる可能性はあるけど。マァムも回復描写は結構少なくて、ダイとポップとロモス王ぐらいかな。あと自分に対して。まぁ見えないとこでやってたとは思うけど。


ちなみに、私の考えるヒュンケルのバーンパレスでのBGMは宇多田ヒカルさんの「beautiful world」です。すごく似合うの。歌詞が。

もしも願い一つだけ叶うなら 君の側で眠らせて
どんな場所でもいいよ

この、どっか捨て鉢なのに激重な感じがよくて。

言いたいこと言えない 根性無しかもしれない
それでいいけど

ほら。こういうとこだよ!この!迷わず君だけを見つめてるBeautiful boyめ!

そして告白時は「Stand by me」です。ベン・E・キングさんの。
なんか彼、そばにいてくれってのが似合うなって。

「地底魔城跡地にて」

書くの難しかった……!立春ちゃんは材料なさ過ぎて苦労したけど、ヒュンマちゃんは材料ありすぎて逆に苦労しました。これだけ材料揃ってるのに、簡単にくっつかないの……?ってなるから。

レオナは王女でよかったのかなー?
ファンブックでアバン先生が国王になってたから、てっきりレオナも女王になってるかなと思ったんですが、王女のままだったので。ダイ君待ちなのかな?判断がつかなかったので、ファンブックに従ってます。仮に女王になったとしても、周囲からずっと姫呼びされて欲しい気持ちがあります。特にポップ君は、絶対に姫さん呼びを貫き通して……!


ヒュンケルの掲げる正義が「おまえの理想の男で在りたい」だったら泣いてしまうなって思いながら書いてました。ひたすらに不器用な青年を書きたかったんですが、原作の感じだともう書きにくくて書きにくくて。「……」に全部を込める男だから。なんなら表情だけで全てを表す男だから。文字書き泣かせ。私にそんな表現力は、ない……!

あと、マァムさん。マジで書くの難しかった。ちゃんと書けてるかあんまり自信ないです。書きながら、両先生方マジで凄いなって思ってた。
マァムの心理描写って死ぬほど説明しにくいんですよね。マァムの心の内はマァムしか知りようがないから、書くなら一人称視点なんですが、彼女、はっきりと自分の心理を言葉にできるタイプではないんじゃないかと。あくまで感覚として捉えてるって感じでさ。

だから……神の視点だと書けたんだろうな(反省)。でもなー!マァムの心情って第三者視点で言葉にすると、あざとくなっちゃうんだよな!たぶんだけど、普通に書いたらマジで虫唾の走る良い子になると思う。すげぇ上手に書ければ大丈夫なんだろうけど、私の力量だと無理だなって。
ある程度の誤解は想定して、でもそこはもう信じて行こう!私の気持ちが伝わることを信じて!少なくとも難しかったってことだけ伝わってくれー!!


で、話はめちゃくちゃ変わりますけど、レオナの本当の戦いって平和になってからじゃないかなーって思うんですよ。正確にはダイ君が帰ってきてからね。作中でのVS人間の最終的な答えってダイ君の「この地上を去る」のままなんですよね。それ以上の答えは、少なくともバーン編では示されてない。

レオナはだから、これから人間と人間以外の種族が共に暮らせる国、あるいは世界を築き上げていくのが使命になっていくんじゃないかなって。そういうのを魔界編でやるつもりだったのかもしれないですけど。

でもパプニカはね、なかなか簡単にはいかないと思います。一回壊滅させられてるから。魔王倒して、モンスターも今は凶暴化してないし良い奴もいるからこれからは昔のこと全部忘れて別の種族とも仲良く生きていきましょう!って簡単にはいくとは思えないんですよね。流石にね。これはカールも同様です。
家族を失った人もいるでしょう、故郷を奪われた人もいるでしょう。全部終わったからといって、国という得体の知れないものが、そんな単純な構造で出来ているわけがないんですよ。

そこで、ロモスですよ……!

読み返してて思ったんですけど、ロモス王の懐の広さ、半端なくないっすか?もうなんか、お人好しというか素直というか。喜び方が子供みたいで可愛いし、そのくせに一人で逃げるわけには行かんって護衛を鼓舞するし。なんというかこう、あまりにも人格者過ぎない?

そもそもオリハルコン振る舞いすぎなんですよ。ダイ君にもぽいぽい上げちゃうし、覇者の剣に至っては優勝賞品として出しちゃうんだから。国宝にせえよ。でもそれも、ファンブックで貰い物って書いてあったし、なんなの??どういう国なのロモス??良い国すぎない??

百獣魔団に襲われてたのに、あきらか魔物のチウに武道大会の参加を許す懐の広さたるや。てっきりマァムが王様に口添えしたんかなって思ってたら、「マァムも来てたのか!」って国王も知らんかったんですよ。だから、それより下の人間が一度は国を襲った魔物の外見したチウに参加OKだしてるんだよ。どんだけ素敵な国だよ。

ロモスから目指そう!人とモンスターの理想郷!

デルムリン島も近いし、ロモス王は多分自分を殺そうとしたクロコダインすら城に呼んでもてなしてくれると思う。そういう男だよ、あの国王は。なんならチウを登用しそう。城に。あ、似合う!なんか波長合いそう!将来的にチウは城にいてもらおう!!ロモスに騎士団無いしちょうどいいじゃん。

でもやっぱり、モンスターが自国の城にいるのを怖いと思う人もいますよね。まぁ大半そうだと思うんですけど、ロモスは「国王がそう言うなら」って納得してくれる人が多そうなので。でもやっぱりちょっと不安な部分もあるじゃない。また異変が起きたらモンスターが凶暴化してしまうんじゃないか、って余計なこと言う人が側近で出てくるかも知れないしね。国王騙されやすいから。偽勇者に騙されるし、うっかりザムザを登用しちゃうし。

そこでヒュンマですよ……!

結婚後、ロモスで暮らしてもらおう。
アバンの使徒が2人いるなら、国民だってなにかあっても大丈夫だって安心できるでしょ。天性の勘の鋭さのあるマァムと警戒心の強いヒュンケルがいるなら、騙されやすいロモスも安泰!

マァムはそういうの無くてもネイル村に帰りそうな感じはあるんですが、ヒュンケルは……なんかこう、パプニカの為に何かしていきたいという心意気がありそうで。でも遠距離はダメよ。くっついた以上、多分離れられない2人だもの。あと都会が似合わない。気質がね。目立つの好きじゃない2人だけど、まぁなにかと目立つ2人じゃない。田舎暮らしのが似合うよ。本質的に純朴な2人だからね。ロモスの素直で平穏な空気の方が気質にあってると思うんですよね。

レオナが目指すのはダイ君との未来だから、そのための色んなアプローチの一環として、ロモス理想郷化にはめちゃくちゃ協力的だと思うんですよ。てかパプニカが目指すのがそこだしね。だからぐずるヒュンケルの背中は、きっと姫様が押してくれるはず。ロモスはデルムリン島も近いし、なんならロモスの護衛の人デルムリン島で暮らしてるし。やっぱりロモスは人とモンスターの共存に一番近い国だと思います。

テランも理想郷に近そうだけど、あそこは人口が少なすぎるからなぁ。まぁそっちはメルルとポップで進めよう。あと、ポップはパプニカも兼ねてます。だからパプニカは、レオナとポップとラーハルトですね。ダイ君大好きな3人が、ダイ君を守っていくために色んなものと戦っていきます。

でもそうか、ラーハルトは……明らか魔族よね。ダイ君を見守る、紫色の肌の人…。なるほど、じゃあパプニカはラーハルトから偏見の牙城を崩して行きましょう。パプニカの希望の星になるんだラーハルト。他でもない、ダイ様の為に……!

でね、この辺りでレオナも悩むと思うんですよ。
だってパプニカという国はダイ君にとってちょっと窮屈でしょ。彼に一番あってるのはやっぱりデルムリン島なんじゃないかなって思うときもあるんじゃないでしょうか。いくら強気なレオナだってさ。なんか色んな問題が起きた後とか。でもね、ダイ君はレオナの隣にいるのよ。本当にいいの?って珍しく弱気なレオナに、ダイ君は言うんですよ。
「俺にとって生きやすい場所が島だとしても、生きていたい場所はレオナの隣だから」って。そうやって笑うんだよ。いい男~~~~!!!!

見てぇ!そういう未来!!



……うん。ヒュンマを書いたのに、何故かロモスについて熱く語りだしてますね。

でもヒュンマちゃんはね、結ばれるまでだから。結ばれたら、もうだって、ね。結ばれてなくて原作のアレだもの。今回はあえて甘さ控えめで書いてますが、たぶん帰りの野営でいちゃいちゃしてるよ。無自覚で。そういう2人だもん。ここでバルトスさんの話とかもするんじゃないかな。私が構成上入れきれなかった話をね。帰りの野営で、もっかいスープの話をお願いします!


「……父さんも、作ってくれたことがある」
「バルトスさんが?」
「ああ。何度か作ってくれた。味はなんとも言えなかったが………温かかったのを覚えている」
ぱちぱちと爆ぜる火に照らされた少年のような横顔が、彼に与えられた愛のすべてを物語っていた。
「……素敵なお父さんね」
「そうだな……武人としても、父としても、立派な人だった」
思い出に浸る沈黙を、マァムもまた静かに受け入れた。一度だけ耳にした、貝殻に残された優しい声を思い返す。あの声を、マァムも知っていた。間違いようもなく、父親が子を心から想うときの声だった。


ってね。バルトスさん味見できないから、味自体はいつもバラバラだったら可愛いなって。味わからないし、そもそも食べる必要ないのに、ヒュンケルのためだけにスープを作ってくれるバルトスパパがヒュンケルは大好きだったんでしょうね。

てかさ、ファンブックのお料理レベル可愛くない?
手料理振る舞って貰って、どう?って聞かれて別段美味しくはないけど、マァムが作ったから100億万点!みたいな評価をクールな顔でしてるヒュンケルめちゃくちゃみたい。クールさと天然で誤魔化されたバカップルだよ。愛が最高の調味料ってか!二人で台所に立って仲良く一緒に料理を作るがよいよ!!


ちなみにファンブックで一番びっくりしたのは、アポロさんが養子だってことでした。
そうなの!?ってびっくりした。びっくりしすぎて出番が出来た。なんなんだその苦労人みたいな設定……。きみになにがあったんやアポロさん……!

50年だって5分だって

現実で生きるのも、非現実に夢中になるのも、自分の時間を使ってる生態活動においてそんなに変わらないような気がするのに、なんでこんなに違いがあるんだろーなーって考えてたんですが。

やっぱりこう、現実って「怖い」のよね。なんにせよ。現実で真剣になればなるほど不安が大きくなるから、曖昧な位置で自分を誤魔化せる非現実のほうに意識が飛ぶんですよね。

いやぁ……怖いね!
タケヒカ書き渋ってた時とちょっと似たような感じだ。スタートがね、いつもこう、スタートを切るまでが長いのよね。スロースターターというか、暖まるのに時間がかかるから、最初がいつもしんどい。自分の精神の抵抗が。すごい。すごい強い。やったらやり切らなきゃならならくなるから。だから嫌がってんだろうけど。ぐぬぬ……。

なんかこう、ダイの大冒険の男たちがマァムに誓って自分たちを奮い立たせてた理由がちょっとわかるわ。マァムはだって、逃げない人だもん。ミストにキルまで揃った大魔王最強パーティ集結時、老人状態とはいえバーン様に対して「からかっとったんかい!」って啖呵切ってた女だよ。強すぎじゃろ。


そりゃヒュンケルも誓うよ。ポップも惚れるよ。かっこいいもん。まぁダイの大冒険は女性陣全員かっけーけどさ。
マァムはね、人間という種族において世界1位2位を争うレベルの男2人を可愛くしちゃうんだよね。あの寡黙で不器用でちょいちょい皮肉屋なヒュンケルでさえ可愛くなっちゃう。マァムがかっこよすぎて。マァムの前で男気を保てるのチウぐらいなんじゃない。チウ最強説出てきたよ。チウすげぇな。作中No.1の器を持つ男、チウ。

確かにそう考えると、マァムに好きって言うのめっちゃ怖いだろうな。彼女、人間の一等美しい本質を持ってるもん。そりゃ勇気のしるしも輝くわ。彼女にかかれば、自分の弱さを簡単に見抜かれちゃうからね。


……これ、完全に個人的な解釈なんですけど、ヒュンケルの「怖いんだよ」って台詞、多分だけどマァムに関係する言葉だと思うんですよ。ヒュンケルはだって、死ぬこと自体はそんなに怖がってないもの。あのなんで死なないのか不思議なぐらいめちゃくちゃな戦い方しておいて、死ぬのが怖いは通用しないじゃないですか。で、問題は本人も仰っていた罪悪感ですよ。罪悪感って、基本的に善に向かうためにあるものじゃないですか。
悪いことをして、罪悪感が芽生える。だから人は罪を犯すこと、犯してしまったことに怯えるわけで。罪悪感の性質は「善の声」なのよ。……ここからさらに独断と偏見で断定しますが、ヒュンケルにとっての「善」ってマァムなのよ。自分の命を勘定に入れない彼の善、言い換えれば、彼の唯一の生が彼女なの。心残りとも言えるかな。

死にかけるたびに毎回あんな大きく彼女を思い出しちゃってさ。だから、前回のブログでは邪推止まりだったけど、ヒュンケルが迷惑かけるぐらいなら死んだ方がええかもなってなってたとき、マァムの像が消えかけた時にエイミさんの言葉が出てきたでしょ。
……エイミさん派はここから先は聞かないほうがいいと思います。とワンクッション入れておいて、ここのヒュンケルの覚悟って、マァムに向けた「生」だったと思います。彼の正義は純粋な正義では無く、マァムに付随する正義だと思う。マァムが教えてくれた愛に付随する正義と言っても良いかな。そんな感じ。エイミさんの愛に触発された、彼のマァムに向けた愛だよ。その覚悟を、信じるという最高の形で天使が応えてくれてるんだよね。


だからね、ヒュンケルって本当にマァムのこと好きなんだと思うよ。


CPのことを考えるとき、私はいつもフラットになるように心がけてて。自分の感情よりも原作に重きを置いて、原作でそれが読み取れなければ妄想を諦めるぐらいの覚悟でやっておりまして。だから勝茶はお茶子ちゃんのデクくんに対する恋の行方を見守るしかなくなったし、タケヒカは原作軸だと難しいなって思って全員ジェノサイドして来世に賭けたわけですが。

そのぐらいシビアに見てるつもりだったのに、ヒュンケルに関しては原作の方が愛が重くね?ってなった。私の妄想を、ヒュンケルの愛が超えてきた。あいつ思ったよりマァムのこと好き過ぎじゃね??って。

まぁもちろん私の主観通してる時点でフラットとは程遠いのですが。ダニお爺ちゃんの幻覚をみているだけに過ぎないのかもしれない。現実が嫌すぎてヒュンマに夢を見すぎているだけかもしれない。ただ、私の妄想を超えてきたのは事実です。思った以上のビッグラブに私も戸惑っているよ。


マァムも困るよね。どっちも最高にいい男過ぎるもんね。
マァムは別に答えを曖昧にしてるんじゃないんだよ。どっちもマジで好きだから困ってるんだよ。みんなだってヒュンケルとポップどっちも好きでしょ。マァム自身も両方好きで、それに加えて男2人もマァムが本気で好きなんだよ。しかも魅力的な外見より、本質的な内面の部分に惚れ込んでくれている。なんでこんなに全員素敵なんだよ。人間の恋愛模様として最高峰すぎない??

ヒュンマ脳で見てしまうと、ラストステージのほぼ全部が愛の舞台だったね。敵と戦いながら、愛を確かめるみたいに。なんなんだお前ら。なんでいつも……戦闘中なんだ……!これから平和な世で2人で仲良くご飯でも食べてくれよな……!!


……はー、ヒュンマに学ぶ、人生の在り方。
お父さん亡くしてひとりぼっちで生きることでしか自分を保てなくなって、色んな罪を犯してもう戻れないってなってたヒュンケルをさ、マァムはずっと信じてくれてたんだよね。敵として出会った最初から。再び巡り会ったときも本当に心から喜んでくれて、心が揺れるたびにそうじゃないって喝入れてくれて、体張って守ってくれて、悪意を一時的に受けれた時も自分の中にある光を信じて待ってくれて、もう戦士としてではいれなくなった自分をずっと支えていてくれるんだよ。
そうしてさ、最後の最後に自分の弱さである闇に心だけで打ち勝って、こっちも最初からずっと信じてくれていたアバン先生に自分の誇りだ、って言ってもらえたんだよね。

なんかね、本当によかったねヒュンケル。

心から祝福したくなる。おめでとう、って。幸せになってくれよな。できれば、マァムと2人で。ヒュンケルは多分、マァム以外との幸福を考えられない男だから。一途な男だよ。これまでの苦労の分、幸福に暮らしてくれよな。



……とにかく頑張ろう。脳内クロコダイン先生!応援たのんます!!
がんばれッ!!恒常的な怠惰ごときに負けるなッ!!!

そうだ!残りの人生が50年だって5分だって同じ事……一瞬!だけど、閃光のように!!
あー……ちっくしょう!そうだよ!それがおれたち人間の生き方だっ!よっく目に刻んどけよッ!このバッカヤローーーッ!
        
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