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旅は道連れ、世は情け。 アニメや漫画の話題やら諸々。デジモンが好きです。検索は避けてるよ。

「地底魔城跡地にて」

書くの難しかった……!立春ちゃんは材料なさ過ぎて苦労したけど、ヒュンマちゃんは材料ありすぎて逆に苦労しました。これだけ材料揃ってるのに、簡単にくっつかないの……?ってなるから。

レオナは王女でよかったのかなー?
ファンブックでアバン先生が国王になってたから、てっきりレオナも女王になってるかなと思ったんですが、王女のままだったので。ダイ君待ちなのかな?判断がつかなかったので、ファンブックに従ってます。仮に女王になったとしても、周囲からずっと姫呼びされて欲しい気持ちがあります。特にポップ君は、絶対に姫さん呼びを貫き通して……!


ヒュンケルの掲げる正義が「おまえの理想の男で在りたい」だったら泣いてしまうなって思いながら書いてました。ひたすらに不器用な青年を書きたかったんですが、原作の感じだともう書きにくくて書きにくくて。「……」に全部を込める男だから。なんなら表情だけで全てを表す男だから。文字書き泣かせ。私にそんな表現力は、ない……!

あと、マァムさん。マジで書くの難しかった。ちゃんと書けてるかあんまり自信ないです。書きながら、両先生方マジで凄いなって思ってた。
マァムの心理描写って死ぬほど説明しにくいんですよね。マァムの心の内はマァムしか知りようがないから、書くなら一人称視点なんですが、彼女、はっきりと自分の心理を言葉にできるタイプではないんじゃないかと。あくまで感覚として捉えてるって感じでさ。

だから……神の視点だと書けたんだろうな(反省)。でもなー!マァムの心情って第三者視点で言葉にすると、あざとくなっちゃうんだよな!たぶんだけど、普通に書いたらマジで虫唾の走る良い子になると思う。すげぇ上手に書ければ大丈夫なんだろうけど、私の力量だと無理だなって。
ある程度の誤解は想定して、でもそこはもう信じて行こう!私の気持ちが伝わることを信じて!少なくとも難しかったってことだけ伝わってくれー!!


で、話はめちゃくちゃ変わりますけど、レオナの本当の戦いって平和になってからじゃないかなーって思うんですよ。正確にはダイ君が帰ってきてからね。作中でのVS人間の最終的な答えってダイ君の「この地上を去る」のままなんですよね。それ以上の答えは、少なくともバーン編では示されてない。

レオナはだから、これから人間と人間以外の種族が共に暮らせる国、あるいは世界を築き上げていくのが使命になっていくんじゃないかなって。そういうのを魔界編でやるつもりだったのかもしれないですけど。

でもパプニカはね、なかなか簡単にはいかないと思います。一回壊滅させられてるから。魔王倒して、モンスターも今は凶暴化してないし良い奴もいるからこれからは昔のこと全部忘れて別の種族とも仲良く生きていきましょう!って簡単にはいくとは思えないんですよね。流石にね。これはカールも同様です。
家族を失った人もいるでしょう、故郷を奪われた人もいるでしょう。全部終わったからといって、国という得体の知れないものが、そんな単純な構造で出来ているわけがないんですよ。

そこで、ロモスですよ……!

読み返してて思ったんですけど、ロモス王の懐の広さ、半端なくないっすか?もうなんか、お人好しというか素直というか。喜び方が子供みたいで可愛いし、そのくせに一人で逃げるわけには行かんって護衛を鼓舞するし。なんというかこう、あまりにも人格者過ぎない?

そもそもオリハルコン振る舞いすぎなんですよ。ダイ君にもぽいぽい上げちゃうし、覇者の剣に至っては優勝賞品として出しちゃうんだから。国宝にせえよ。でもそれも、ファンブックで貰い物って書いてあったし、なんなの??どういう国なのロモス??良い国すぎない??

百獣魔団に襲われてたのに、あきらか魔物のチウに武道大会の参加を許す懐の広さたるや。てっきりマァムが王様に口添えしたんかなって思ってたら、「マァムも来てたのか!」って国王も知らんかったんですよ。だから、それより下の人間が一度は国を襲った魔物の外見したチウに参加OKだしてるんだよ。どんだけ素敵な国だよ。

ロモスから目指そう!人とモンスターの理想郷!

デルムリン島も近いし、ロモス王は多分自分を殺そうとしたクロコダインすら城に呼んでもてなしてくれると思う。そういう男だよ、あの国王は。なんならチウを登用しそう。城に。あ、似合う!なんか波長合いそう!将来的にチウは城にいてもらおう!!ロモスに騎士団無いしちょうどいいじゃん。

でもやっぱり、モンスターが自国の城にいるのを怖いと思う人もいますよね。まぁ大半そうだと思うんですけど、ロモスは「国王がそう言うなら」って納得してくれる人が多そうなので。でもやっぱりちょっと不安な部分もあるじゃない。また異変が起きたらモンスターが凶暴化してしまうんじゃないか、って余計なこと言う人が側近で出てくるかも知れないしね。国王騙されやすいから。偽勇者に騙されるし、うっかりザムザを登用しちゃうし。

そこでヒュンマですよ……!

結婚後、ロモスで暮らしてもらおう。
アバンの使徒が2人いるなら、国民だってなにかあっても大丈夫だって安心できるでしょ。天性の勘の鋭さのあるマァムと警戒心の強いヒュンケルがいるなら、騙されやすいロモスも安泰!

マァムはそういうの無くてもネイル村に帰りそうな感じはあるんですが、ヒュンケルは……なんかこう、パプニカの為に何かしていきたいという心意気がありそうで。でも遠距離はダメよ。くっついた以上、多分離れられない2人だもの。あと都会が似合わない。気質がね。目立つの好きじゃない2人だけど、まぁなにかと目立つ2人じゃない。田舎暮らしのが似合うよ。本質的に純朴な2人だからね。ロモスの素直で平穏な空気の方が気質にあってると思うんですよね。

レオナが目指すのはダイ君との未来だから、そのための色んなアプローチの一環として、ロモス理想郷化にはめちゃくちゃ協力的だと思うんですよ。てかパプニカが目指すのがそこだしね。だからぐずるヒュンケルの背中は、きっと姫様が押してくれるはず。ロモスはデルムリン島も近いし、なんならロモスの護衛の人デルムリン島で暮らしてるし。やっぱりロモスは人とモンスターの共存に一番近い国だと思います。

テランも理想郷に近そうだけど、あそこは人口が少なすぎるからなぁ。まぁそっちはメルルとポップで進めよう。あと、ポップはパプニカも兼ねてます。だからパプニカは、レオナとポップとラーハルトですね。ダイ君大好きな3人が、ダイ君を守っていくために色んなものと戦っていきます。

でもそうか、ラーハルトは……明らか魔族よね。ダイ君を見守る、紫色の肌の人…。なるほど、じゃあパプニカはラーハルトから偏見の牙城を崩して行きましょう。パプニカの希望の星になるんだラーハルト。他でもない、ダイ様の為に……!

でね、この辺りでレオナも悩むと思うんですよ。
だってパプニカという国はダイ君にとってちょっと窮屈でしょ。彼に一番あってるのはやっぱりデルムリン島なんじゃないかなって思うときもあるんじゃないでしょうか。いくら強気なレオナだってさ。なんか色んな問題が起きた後とか。でもね、ダイ君はレオナの隣にいるのよ。本当にいいの?って珍しく弱気なレオナに、ダイ君は言うんですよ。
「俺にとって生きやすい場所が島だとしても、生きていたい場所はレオナの隣だから」って。そうやって笑うんだよ。いい男~~~~!!!!

見てぇ!そういう未来!!



……うん。ヒュンマを書いたのに、何故かロモスについて熱く語りだしてますね。

でもヒュンマちゃんはね、結ばれるまでだから。結ばれたら、もうだって、ね。結ばれてなくて原作のアレだもの。今回はあえて甘さ控えめで書いてますが、たぶん帰りの野営でいちゃいちゃしてるよ。無自覚で。そういう2人だもん。ここでバルトスさんの話とかもするんじゃないかな。私が構成上入れきれなかった話をね。帰りの野営で、もっかいスープの話をお願いします!


「……父さんも、作ってくれたことがある」
「バルトスさんが?」
「ああ。何度か作ってくれた。味はなんとも言えなかったが………温かかったのを覚えている」
ぱちぱちと爆ぜる火に照らされた少年のような横顔が、彼に与えられた愛のすべてを物語っていた。
「……素敵なお父さんね」
「そうだな……武人としても、父としても、立派な人だった」
思い出に浸る沈黙を、マァムもまた静かに受け入れた。一度だけ耳にした、貝殻に残された優しい声を思い返す。あの声を、マァムも知っていた。間違いようもなく、父親が子を心から想うときの声だった。


ってね。バルトスさん味見できないから、味自体はいつもバラバラだったら可愛いなって。味わからないし、そもそも食べる必要ないのに、ヒュンケルのためだけにスープを作ってくれるバルトスパパがヒュンケルは大好きだったんでしょうね。

てかさ、ファンブックのお料理レベル可愛くない?
手料理振る舞って貰って、どう?って聞かれて別段美味しくはないけど、マァムが作ったから100億万点!みたいな評価をクールな顔でしてるヒュンケルめちゃくちゃみたい。クールさと天然で誤魔化されたバカップルだよ。愛が最高の調味料ってか!二人で台所に立って仲良く一緒に料理を作るがよいよ!!


ちなみにファンブックで一番びっくりしたのは、アポロさんが養子だってことでした。
そうなの!?ってびっくりした。びっくりしすぎて出番が出来た。なんなんだその苦労人みたいな設定……。きみになにがあったんやアポロさん……!
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