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旅は道連れ、世は情け。 アニメや漫画の話題やら諸々。デジモンが好きです。検索は避けてるよ。

罪深きは一体

えっ、お前、今更そんな話……?ってこと話してもいいですか?まぁ嫌だと言われてもその声は悲しいかなこちらには届かないので、勝手にしますね。なんでそんな話したがるかって、久しぶりにアニメ観てビックリしたからです。いやデジモンアドベンチャーtri.にもある意味ビックリさせられっぱなしですが、まぁそれはともかく。

主人公が死んだと思ったらいつの間にか巨人になってた! 

ふふ、何の話かってみんなきっとご存じ進撃の巨人の話です!コミック版の試し読みの第一話でお母さんが食われてるの見て、ああこれもイマドキ流行りのグロいやつなんだなーって思って避けてたら、アニマックスで始まって、そしたら早々に主人公が死んで!そして巨人になったんですよ!びっくり!

そしてまぁ、人がじゃんじゃか死んでいく。でもちゃんとその死にフォーカスを当ててくれている!そして正義にも似た狂気!こういうの大好きだ!

キングダムも観てたけど、キングダムより進撃の巨人の方がえげつなくて好きです。こうね、じわじわと思い出を語りつつ死んでいくより、さっきまでいた日常会話してた人が次の瞬間にはあっけなく死ぬ方が「人間…!」って感じがして好きなんですよね。

私はですね、死と人の狂気が好きなんです。文字で見るととヤベーやつですけども。死の方はなんとも言い逃れづらいけど、でも狂気の方は言ってもあれだよ、漫画の主人公にたまにいるタイプのやつだよ。ゴンさんとか、悟空とか、矢吹丈とか。サブだと力石徹とか、あと立向居くんも。あくまで自分の為だけに発揮される一途な狂気が好きなんです。

で、その中でも唯一拗らせているのが立向居くんです!
もしも上手に漫画の描ける人間だったら、私はきっと「円堂守という男」と「立向居勇気という生き方」という本をセットで出していたと思います。文章ではかつてそれに類するものを書いてみたものの、サッカーの試合なんて文章で表現するもんじゃないなって思ったよ。漫画も技量がないと相当きついとは思うけど。

でね、ちょっと立向居くんのことを語りたいのだけれど、彼の何が一体私を惹きつけてやまないのか、正直まだ言語化はできてないんです。タケルくんは出来たけど。言っとくけどタケルくんと顔が似てるから好きになったわけじゃないよ!まぁ多少はあるかもだけど、多少だよ!

立向居くんはなぁ……ほんとうにサッカーしかみてないんだよな……。だから2期の複雑怪奇な仲間達の人生にもさほどピンときてないし、戦争や八百長に対してもさほど興味がない。立向居くんはサッカーやってたいだけだから。大体ね、Goでみんなが色んなものに巻き込まれて満足にサッカーできていない中、一人曇りのない目でサッカーを語ってる……お前はサッカー選手かよ……いやサッカー選手だけどさ……。

いやーでもなんであんないい子がイナズマキャラバンに。だって「サッカーが好き」が特徴の子だよ。あの人はただただサッカーが好きでたまらない人だよ。円堂さんもそうなんだけど、円堂さんはいらんことに巻き込まれて色んな事考えなきゃいけなくなった人だから。サッカーを利用しようとする人間の業を、円堂さんは背負わなきゃいけなかったのかもね、なぜなら彼は主人公だから。だから彼は何度だって業に抗って言うんだ、「サッカーやろうぜ!」って。

立向居くんの人生に、円堂さんは必要不可欠なんだけど、円堂守と出会わなかったゴールキーパーの立向居くんにもちょっと興味あるからアレスは妄想が捗るぜ。というかアレスで登場するか未定だから今のとこ妄想しかできることがないんだぜ。

でも、もしかしたらアレスの方が立春ちゃんの恋はうまくいくような気がせんでもないのです。なのでちょっと、シミュレーションを兼ねて妄想に妄想を重ねた妄想ミルフィーユを考えてみましたが、長いだけで中身はないから読む必要はほとんどないよ。


春奈ちゃんが夏休みに家族旅行で一週間滞在した先は福岡。なんでもお母さんの実家がそこにあるらしい。旅行の間のサッカー部の部活は少々気がかりだったけど、来週の合宿の時には休んだ分きっちり働こうと決めてのんびりすることに。どうやらお父さんとお母さんの思い出の地が福岡にあるらしく、だったらデートしてきなよ!って送り出す春奈ちゃん。丁度いいから自分も少し町を散歩することに。なんだかこの町の雰囲気懐かしいなーなんて考えながら歩いていると、どこかでボールを蹴る音が聞こえてくる。どうやら奥の中学校から聞こえてきてるらしい。新聞部根性も手伝って覗いてみると、なんと、キャプテンにしかできない技を使っている子がいるのです!
思わず走っていき「すごい!どうやってその技を覚えてたんですか!」と他校のグラウンドにぐいぐい入っていって、みんなビックリ。が、春奈ちゃんが雷門サッカー部のマネージャーだと知るや否や、「え、円堂さんの知り合いなんですかっ!?」と目を輝かせる立向居くん。春奈ちゃんも技のことを聞きたがっているし、立向居くんも円堂さんのことを聞きたがっている。それを察した戸田キャプテンが、今日は練習上がってお前彼女にこの町を案内してしてこいって指令が。立向居くんは練習したがりだから軽く反発するんだけど、お前最近オーバーワーク過ぎるからな、と一蹴され、そんで正直円堂さんの話も聞きたかったから、なりゆきで福岡地元デートをすることに。勿論校門近くの同級生に冷やかされて「ち、違うってば!」ってイベントも欲しい。後日あのかわいい子紹介しろよってめっちゃ言われるやつ。
で、ゴッドハンドはまだ不安定で発動できない時もあるって話とか、円堂さんはマジン・ザ・ハンドって技も使えるって話をしたりして、なんとなく仲良くなって連絡先交換して、一旦別れるんだけど、その後、おつかいに行った春奈ちゃんは公園で自主練をしている立向居に再び会う。で、滞在の間、なんとなく春奈ちゃんは公園での自主練に付き合う。そんで最終日、今度は強くなって地区予選勝ち抜いて東京に行くよって言って2人は別れるのです。
でも帰ってからもメールで連絡はとってる。今日も練習しすぎて怒られた、とか、プロサッカー選手の話とか。他愛のないことをちょくちょくやりとり。春奈ちゃんも陽花戸の成績はなんとなく気になって、趣味で調べたり、名前を見かけたら目で追ったり。しかし所詮は弱小校、そう簡単に勝てるもんでもない。2年時も地区予選敗退、FFIにも出れるわけもなく、というかアレスの世界でFFIはないのかな?まぁいいや。そして3年、ようやく才能開花した立向居くんは、約束を通り東京にきて、春奈ちゃんの敵として相対するのです……!


恋は…どこに行った……?


こんなに長々と妄想を書き連ねたのに恋までたどり着かない!でもこれ、しないよね、恋。いや友達としてはとてもいい関係になるけど、恋……恋かぁ……。でも恋って、なんだろう(突然の哲学)

恋って明確に規定があるもんでもないじゃないですか。風邪と一緒で。鼻水と咳と頭痛と熱って、実際部位も症状も違うけど、分類的には大体風邪じゃん?恋もそうじゃん?ドキドキするとか一緒にいて安心するとか楽しいとか、全部症状異なるけど恋じゃん?そして風邪だって熱を測るまで気付かないことがあるように、恋だって自分で言葉に落とし込まないと気付かないことがあるわけじゃん!?

だから立向居くんも春奈ちゃんも、言葉に落とし込んでないだけで、恋なんですよ。そしてサッカーに夢中で自身の感情に鈍感な2人が恋を自覚する時には、それはすでに愛に変わっているんだ。恋より愛が似合うカップル、立春。いや恋も本当は抜群に似合うんだけど、サッカーがそれを許してくれなくて……。

立春ちゃんの最大の障害は、鬼いちゃんじゃなくて、サッカーだと個人的には思うんです。サッカー……きみがいなければ勿論何もかも始まらなかったわけだけど、きみがいるからこそ立春ちゃんの話がちっとも先に進まないんだ……!
もう!サッカーってば本当に罪深いスポーツ……!
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