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旅は道連れ、世は情け。 アニメや漫画の話題やら諸々。デジモンが好きです。検索は避けてるよ。

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きみの隣まで、遠回り

デクくんと爆豪くんの話をちょっと書きたくなってきたんですけど、このタイミングで書くと後々事実関係に決定的な誤差が生じる確信があるんですよね……てかもう一回やったもの……。

誘拐からのオールマイトの引退に関して「俺が終わらせちまった…!」っていう爆豪くんの心の叫びを、もう少し早く聞いてたら前に書いた勝茶の長編もちょっとテイストが変わったと思うんですよね。まじか爆豪くん……ご、ごめんね!ってなったもの。知らなかったとはいえ、相澤先生になかなか厳しい事を言わせてしまったからね……。その後罪悪感に耐えられなくなり、一部台詞を変えたもの。爆豪くんがそんな風に思ってたなんて微塵も想像してなかったことをね、すごく反省した。そうか、君もヒーローに憧れる少年だったんだなって……。

でもねー、やっぱ難しいよ爆豪くん。
実際その伏線となるところって、「次は君だ」の後に泣き崩れる緑谷くんに投げた視線と、「あんたにとってデクってなんだ」ってオールマイトに聞いたぐらいじゃない?
だからたぶん爆豪くんのそれは、なんにせよ緑谷くんに対する何かだろうとアタリをつけて、そこにはなるべく触れないように書いてたら、まさかの誘拐された事実(自身の弱さ)及びオールマイト引退に対するそれだったっていう。びっくり!もうその時点で7割書いてたから強行突破して書き上げたけど、私には爆豪勝己がわからないっていう事実だけが脳裏に刻み込まれてしまったのです……!

正直その辺は先生の匙加減もあるのでは?って思わなくもないけど黙殺です!一次があるから二次創作なのだ!

まぁ完全にifで書けばいいんですけども。てか二次創作の時点で完全ifなんですけども。
なんかなー……なんなんだろな!最終回予想パロみたいな感じだから抵抗があるのかなー。でも最終回まで読んだら多分書かない気もする。だけどなぁ、んー…?書く前に、まず自分の感情がよくわからない……なんだこれ。新感覚!

書くかはわかんないけど、書いたとして、とりあえず恋ではないです。恋をした方がはるかに楽な気もするぐらいの拗らせ具合だけど、多分意地でもしない。でも正直、原作のヒーローネームのとこで緑谷くんが「デク」と書いたって事実に関しては、これはもはやプロポーズなのでは?と思わんでもないです。

一応麗日さんからの「頑張れって感じのデク」という理由はあるけれど、勢いな感じもしなくもないし、言ってもそれは数か月前に知り合ったクラスメートの言葉なんですよ。個性発現前から自殺教唆を経てきた幼馴染の「デク」呼びとはね、重みが違うの。そんな蔑称をヒーローネームにするってね、もう正気の沙汰ではないじゃん。いっそ清々しいぐらいの執着の類だもの。
強くて嫌な奴で凄い奴な幼馴染がつけた名前を背負うんだよ、ヒーローである限り、ほぼ一生。非常に重い!重さ的にはプロポーズと遜色ない!結構怖い!

それとまとも対峙して超えていこうとする爆豪くんも爆豪くんだから、お似合いの2人なのかもね。いや恋じゃないけど。恋よりもすごい、友情?……なんだそれ。恋でも愛でも友情でもないとすれば、一体彼らはなんだというんだ。


あ、そうか、幼馴染だ……!


おさななじみ!メルディもなりたいヨ!(突然のTOE)
……いや彼らのようになっちゃいけないな。ラシュアン3人衆は見習っていいけど、静岡辺りのヒーロー有精卵たちはダメだ。あれはお手本にしちゃいけないやつだ。生涯通して理解を経ずに拗らせているからね。いや、彼らも彼らの過去をそれぞれ体験したら見方が変わるのかもしれない?
そうだ!そういう個性だ!そういう個性を使えば解決の糸口になるかもしれないぞ!まぁ絶対そんなの書かないけどな!勿体ない!そんなありきたりな理解で分かり合うなんて、勿体ない!今更互いを理解なんてするんじゃないよ!わからないままぶつかり合って高め合って!そうしてその姿を永遠に魅せつけて!!


……変なテンションになっちゃった。一旦落ち着こう。


本誌の方向的に、前言ってた耳郎ちゃんと爆豪くんの話はもう書かない気がする。だって考えてるのすごくほのぼのだもの。

時期は体育祭終わりぐらい。爆豪くんが通学中に聞いてた音楽プレーヤーに、上鳴くんが興味をもつの。え、爆豪音楽とか聴くん?なんか意外……いや、そーでもねーのか?ヘビメタとか?って勝手にイヤホン外して再生。流れるのは聞き覚えのない邦楽。

「勝手に触んなや」
「あれ、意外にふっつーの聞いてんのな。誰の曲?」
「表示されてんだろ」
「いや、読めねぇから聞いて、」
「フェリクス…!?」

横から聞こえた声に顔を向けると、ひどくキラキラとした顔でみてくる隣の席の耳郎。

「え、うそ。爆豪、フェリクス知ってたの!?しかもそれひょっとして、幻のファーストの……?」
「じ、耳郎サン……?」
「初回限定だ」
「まじ!?だってそれ、ほとんど出回ってない奴じゃん……!うっそ、なんで爆豪がそれ持ってんの……?」
「親父の知り合いなんだよ」
「ああー……なるほど。ほとんど知られてないアーティストだし、まさか爆豪が知ってるとは思わなかった」
「お2人サーン……?」

で、なんかちょいちょいCDとか貸し借りして、ちょっと仲良くなってって。ある日爆豪が「やる」っつって耳郎にライブチケット渡すの。お父さんが貰ってきたやつね。貰った3枚全部。爆豪くんはライブまでは行く気がなかったから。そしたら耳郎が「そしたら爆豪一緒行こうよ。フェリクス知ってるの、うちの地元の友達ぐらいだし」「……そいつと行きゃいいだろ」「その子今外国。知ってる人の方が楽しめるじゃん」ってライブ行けるのが嬉しすぎて、普段なら絶対誘わないであろう爆豪を誘うわけですよ。で、隣の席でそれを聞いてた上鳴が「え、休日に一緒に出掛けるって……それってデートじゃね?」って。

「ライブっつってんじゃん」
「いや、え?だからその行為がさぁ」
「あ、上鳴も行きたいってこと?3枚あるし、一緒行く?」
「え?いや、そうじゃなくて、」
「おい待て、俺ァ行くっつってねーぞ」
「いいじゃん、たまには。ああいうとこはみんなで行った方が盛り上がるし」

っていつにない感じで耳郎ちゃんが強引に決めるの。それほど嬉しかったんだろうね。可愛い。

そんで異色の3人で待ち合わせして、ライブ行くの。予想通り超テンション上がってる耳郎ちゃんと、嫌がってたわりに楽しんでる爆豪と、なんとなくノリに付いていけない上鳴。上鳴くんはね、広く浅くの人だから、コアなのはちょっと苦手だといい。あと密集地帯で帯電して、ちょいちょい静電気を放出気味になってって。だからしばらくして、「悪ぃ爆豪、俺ちょっと抜ける。向かいのマック居るわ」って出てく。で、その後で「あれ、上鳴は?」「抜けるってよ」「今からいいとこなのに」って。なんだかんだで楽しんで、楽しかったわありがとうってちょっとほくほくした感じで帰る2人と、マックに居る、を忘れた爆豪の所為で置いていかれる上鳴のシーンを挟んで終了。

「マックにいるって言ったじゃん!?俺ずっと待ってたのに…!」
「……だっけか?」
「素で忘れるのやめて!せめて面倒だったからって言って!?一番傷つく!!」

そんで後日談で、休み時間に軽く話す耳郎と爆豪の姿を、なんとなく不思議な気持ちで眺めるクラスメイトの描写がある感じです。

ほら、すごくほのぼの。そんで、爆豪が誰おまになるであろう確率がとても高い。なのでここでネタを吐き出す程度に留めます。今ざっと書いてるだけでも、超書きにくかったからね!2人とも普段喋んないから、会話に違和感しかないわ。どっちも偽物よ!出会え出会えー!

原作、上鳴くんを挟んでのやりとりはあるんだけどね。あまりにも間接的!隣に座って何を喋ってんだよ!喋りたくないからお互いの隣に座ったのかよ!それはそれでちょっと可愛いけども!
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